オプティマ研究所

CaseStudy #6 OPTIMA YELLOWTOP S-4.2L(D1000)
掲載日 2005/12/19
持ち主様HP  
使用都道府県: 埼玉県
使用期間: 3年8ヶ月
使用頻度: 普段は2・3日に一度走る程度、月に1.2回は100Km程度の走行です。
搭載車: ボルボ850エステート
搭載車装備: 200Wアンプ
コメント: バッテリーが上がったあと、用事があり1度他の車から繋いでもらい20Kmほど走行しました。その為、外した段階で電圧計は11Vをさしていました。
BWS Mater
コメント:
 
● 現状使用状態チェック
GS社製バッテリーアナライザー(テスター)MBA-500にて、負荷放電テストを行ないました。
1・・・バッテリー温度設定:25℃
2・・・テストモード:放電テスト
3・・・バッテリーランク:7(若干負荷大きめ)

結果:「要交換」 開始電圧12.2V 負荷電圧9.81V 回復電圧11.65V

持主様のお話通りの結果ですね。 一般的に同排気量で欧州車のエンジン始動は国産車に比べ重いそうなんでこの数値ではセルが回らなかったのかもしれませんね。
さあ!このオプティマを充電してどれ位回復するのか試してみましょう!

● 補充電 1
さて、今回も新しい充電器アルプス計器製AUTOCRAFT P12100Sで充電して観ます。

初充電電圧値:約13.5V (アナログ計にて測定)
初充電電流値:4.71A (黄色いデジタル計にて測定) 

大変良い感じです・・・ バッテリー電圧が11.8V程度で初充電電圧が13.41Vで電流値が4.71Aと言うことはスムーズに充電している事になりますね。 使用できるかの判断は、充電がスムーズに行なわれるかが判断基準になります。 バッテリーの容量と言うのはオプティマと言えどしれています。エンジン始動約20回も連続で繰り返せば上がってしまうような物です。 オルタネータ-からの充電をいかに早く蓄電できるかがバテリーの命です。 今回のバッテリーのように4.7Aで蓄電するのはオプティマの特徴です。
このまま、しばらく置いておきましょう。
● 補充電 2
充電開始から約6時間ほど経過しました。ほぼ充電出来ているようです。 今回も早いですね。 大変スムーズに充電され効率が良いです。

充電電圧値:約14.6V (アナログ計にて測定)
充電電流値:0.48A (黄色いデジタル計にて測定) 

さて、ここからが問題です、新品ですと0.17〜0.15Aまで充電できますが3年8ヶ月使用のオプティマではどれくらいの数値になるのでしょうか? これは蓄電量(容量)の問題です、極版の劣化度合いで帯電電流値が変わります。数値が大きいほど劣化している事になり、ロスが多く蓄電量(容量)も少ないと言えます。
もうしばらく置いておきましょう。
● 補充電完了!
 
● 結果発表

● 総括
 
 
 

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