オプティマ研究所

CaseStudy #5 OPTIMA YELLOWTOP S-4.2L(D1000)
掲載日 2005/11/30
持ち主様HP  
使用都道府県: 神奈川県3年、福島県5ヶ月
この間、神奈川で昨年12月頃、一度、バッテリーが上がり、オートバックスにて、充電をしていただきました。 
充電後、ライトを約2時間つけっぱなしにしてしまいました。
今月20日にバッテリーが上がり、10回目でやっと、スタートする状況です。
使用期間: 2002年6月〜2005年11月
使用頻度: 神奈川では、週一回、30分程度のドライブ。
福島では、週一回10分程度のドライブ。
ひどいときは一ヶ月に2回程度になります。
(これでは、バッテリーが上がるのは当然ですね。)
搭載車: ランドローバー・ディスカバリー・ディスコT・ディーゼル
搭載車装備: サブウーハー用のアンプ一台を追加。
ステレオはアルパインに変更しています。
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BWS Mater
コメント:
 
● 現状使用状態チェック
GS社製バッテリーアナライザー(テスター)MBA-500にて、負荷放電テストを行ないました。
1・・・バッテリー温度設定:25℃
2・・・テストモード:放電テスト
3・・・バッテリーランク:7(若干負荷大きめ)

結果:「良好」 開始電圧12.2V ドロップ電圧10.3V

結果は良好と出ましたが、ディスカバリー(ディーゼル)ではこの数値でも厳しいのかもしれませんね。
● 補充電 1日目
さて、今回から新しい充電器アルプス計器製AUTOCRAFT P12100Sで充電して観ます。

初充電電圧値:13.41V
初充電電流値:8A

若干電流値が大きいですが、30分もすれば5A程度まで落ちて来ますので問題有りません。
今回は、オプティマイエロー特有の電圧・電流値ですね、ものすごい勢いで充電されて回復しています。 内部抵抗が低い事の証明ですね。 13.41Vはオルタネーターの発電電圧よりもまだ低い数値で、電流値が8Aも流れるのですから、通常の液式バッテリーでは有り得ない数値です。 このオプティマはまだまだ現役バリバリですね! たぶんすぐ回復してくれる事でしょう! このまま、朝まで置いておきます。

  

● 補充電 2日目
充電開始から約10時間ほど経過しました。ほぼ充電出来ているようです。 今回は早いですね。 バッテリーがそれほど劣化していない証拠ではないでしょうか。 大変スムーズに充電され効率が良いです。

充電電圧値:14.63V
充電電流値:約1A

この辺りから、満充電になるまでがどのバッテリーでも効率が悪く長くなります。中々入らないんですよね。 新品のイエロートップS-4.2Lを補充電した場合、最終電流値は0.15〜0.12Aで多分今回のバッテリーもこの辺りの数値まで帯電できると思います。 もうしばらく置いておきましょう。
● 補充電完了!
すみません、更新遅くなりました。 12月に入って急に寒くなったせいか忙しく手を付けれませんでした。
今回から充電器が自動で終了するので待つだけですので楽チンでした。
終わって数時間後の電圧が12.72Vと非常に良い値です。
最終充電電流値は分りませんが、おそらく0.2〜0.15Aぐらいかと思います。

1日置いて、負荷放電テストを行いましょう
● 結果発表
20時間ほど置きましたでしょうか。12.70Vまで落ち着 きました。 さて負荷放電テストと行きましょう。 

最初にした負荷放電テストとまったく同じ環境でテストを行ないます。
1・・・バッテリー温度設定:25℃
2・・・テストモード:放電テスト
3・・・バッテリーランク:7(若干負荷大きめ)

結果:
「良好」 
開始電圧:12.70V
負荷電圧:10.78V
回復電圧:12.30V
● 総括
結果から今回もほぼ完全に回復することが出来ました。 3年ご使用程度ではオプティマイエローはまったく問題無いですね。 使用方法で放電する事有るでしょうが、バッテリー自体の劣化と言った事は充電してみて感じることは出来ませんでした。持主様にお返しして感想を聞いてみたいと思います。 これが一番楽しみです。
 
 

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