オプティマ研究所

CaseStudy #2 OPTIMA REDTOP 1050U
掲載日 2005/8/30
持ち主様HP  
使用都道府県: 福井県
使用期間: 1999/10〜2003/4
使用頻度: 週末のみ利用 (3月中旬〜12月中旬)週一暖気運転 (12月末〜3月始)未使用
搭載車: アストロ
搭載車装備: アンプ 400W X 1 100W X2
コメント: 2003/4 1週間前にはセルが回っていたが1週間後はセルすら回らない状態の為、交換 その後現在まで保管していました。
BWS Mater
コメント:
約2年5ヶ月間このままで保管しているのは、さすがに厳しいと思いますね。
とにかく検証してみましょう
● 外見状態チェック(バッテリーケースの膨らみ等のチェック)
見たところ、今回も膨れ等は有りません。 また、亀裂も有りませんでした。
バッテリーケース自体は非常に綺麗な状態と言えます。
● 現状使用状態チェック
GS社製バッテリーアナライザー(テスター)MBA-500にて、負荷放電テストを行ないました。

が、テスターでは測定不能でした。
電圧は4.5Vです。

今回はかなり厳しい状態いですね。
● 補充電 1日目
充電電圧は10.52Vですね。 電流値がほぼ0Aを指していますね。 今回はダメかも・・・ この状態で1日置いておきましょう。
 補充電 2日目 その1
電圧上がってきました! そして電流も1A強流れています。 今回は本当にダメかな?と思いましたが、帰ってきてくれました。 詳しく報告すると、約18時間後で12V前後で2Aほど流れていました。 それから、約8時間後電圧が12.86Vで電流値が1A前後まで落ちてきました。 大夫放電していたので、今回はかなり時間が掛かっていますが使えそうな気配がしてきました。ビックリです・・・ ただ、新品と比べると帯電効率は悪そうです。
 補充電 2日目 その2
ここまでくれば、もう少し電圧を上げて充電しましょう。 電圧を14.32Vで電流値が1Aほどですね。 ほぼ充電出来ているようですね。 この状態でもう1日程度置いておきましょう。 ちょっと楽しみになってきました!
● 補充電完了!
完璧に復活しました。 今回のレッドトップはかなり放電していましたので、丸3日以上充電に掛かりましたが使用に問題無いところまで回復しました。 写真を撮るのを忘れていましたが、14.8Vで0.1Aまで充電できましたので報告しておきます。 結果発表は明日、電圧が12.6V程度まで下がるまでもうしばらくお待ちください。 
● 結果発表
40時間ほど置きました。電圧が12.57Vまで落ちましたのでさあ、負荷放電テストをしてみましょう。 前回と同じ環境でのテストになります。

1・・・バッテリー温度設定:25℃
2・・・テストモード:放電テスト
3・・・バッテリーランク:7(若干負荷大きめ)

結果:
「良好」 
開始電圧:12.59V
負荷電圧:10.35V
回復電圧:12.37V
● 総括
今回もほぼ完璧に復活しましたね。 オプティマ恐るべし!っと言った所でしょうか。 2年5ヶ月放置したバッテリーでもここまで回復するのは、従来の液式バッテリーでは考えられない結果です。 また、オプティマのイエローの方が寿命は長いかな?と思っていましたが、レッドタイプでも十分以上の耐久性を持っているんですね。 負荷放電電圧が10.35Vですので新品と同じとは行きませんが普通の使用では十分使える物かと思います。 さあ、これで持主様へお返ししてどれ位の期間使用できる事になるのでしょうかね。 せめて1年以上は使えるようになれば良いと思うのですが・・・
持主様のコメントを待ちましょう。 
● 持ち主様のコメント
 ちょっと遅れましたが、友人に手伝ってもらい取り付けいたしました。
感想についてですが、保管?放置期間も長く、多分駄目だと思っていました
一度はガレージのゴミと化していましたが問題なく使用できるようになり驚きです。
セルも問題なくストレスなく回りますし、オーディオも通常どおりでOK!あとどれ位の期間持つのか楽しみです。
今回はありがとうございました。
 

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