● 外見状態チェック(バッテリーケースの膨らみ等のチェック) |
写真でも判る通り、大変綺麗な状態です。 膨らみ亀裂等も有りません。 |
● 現状使用状態チェック |
 GS社製バッテリーアナライザー(テスター)MBA-500にて、負荷放電テストを行ないました。
1・・・バッテリー温度設定:25℃
2・・・テストモード:放電テスト
3・・・バッテリーランク:7(若干負荷大きめ)
結果:測定不能
電圧:11.59V
電圧が約11.6V有りながら、測定不能とは?もしかして・・・
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● 補充電 1日目 |
 補充電を開始して約1時間ほど経った状態です。
電圧値:14.14V
電流値:約1A
この段階で余り充電されないですね。
通常、放電状態であれば4A〜5A近く流れるのですが・・・
とりあえず、このまま1日充電しておきましょう。 |
● 補充電 2日目 |
 補充電を開始して約24時間経ちました。
電圧値:14.76V
電流値:約1A
余り変わりがないですね。
持主様の方で一度補充電されたのが原因なのでしょうか?
私もよく分りませんが、もうしばらくこのまま充電して置きましょう。
今の現状のように充電回復が非常に遅い場合、車用としてはかなり厳しいかと思います。理由は、バッテリーの持つ容量はオプティマと言えど車の使用電気量に比べるとしれています。満電状態でオルタネーターからの供給が無かければ、3〜4時間程度で空になる程度です。ヘッドライト・エアコン・ステレオ等を点ければもっと短いでしょう。 そう言う意味で充電回復とは容量以上に重要な要素になります。 |
● 補充電 3日目 |
 補充電を開始して約2日(48時間)経ちました。
電圧値:15.04V
電流値:約0.3A
ほぼ充電完了と言った所です。
今回は非常に充電時間が掛かりました。 オプティマでこれだけ時間が掛かったのは初めてです。 普通に使えるのか分りません、これからしばらく2〜3日安定させる為に置いておきます。
その後、12.6〜13V程度まで下がった段階で負荷放電テストを行います。 負荷放電で放電した電気をもう一度充電して、どれ位の時間で回復するか確認してみます。 この時間が早ければ問題なく使用できると言うことになります。
放電テスト・回復充電時間が非常に楽しみです。 持主様もドキドキしている事でしょう・・・ |
● 結果発表 |
 さて、お待たせしました。 結論から言いますと写真を見て判るとおり「良好」です。 まったく問題ございません。 驚きです。
詳細な数値は下記のとおりです。
負荷放電前電圧値 :12.8V
負荷電圧値 :10.70V
回復電圧値 :12.58V
この状態から、もう一度補充電を掛けどれ位の時間でフル充電に戻るかのテストですが、こちらも良好でした。
放電後電圧値 :12.58V
充電電圧値 :13.6V〜14.2V
充電電流値値 :1A〜0.3A
充電時間 :約20分間
この20分間で元のフル充電状態に戻りました。 これは長いように思いますが、フル充電から1回放電させただけなので元々満電に近い状態からでは十分の数値と言えると思います。
さて、持主様にお返しし実際に車に装着してどうなのか? ご意見を頂きたいと思います。 それにしても「イエロートップ恐るべし・・・」です。 |
● 持ち主様のコメント |
取り付けしましたので、報告させていただきます。
現時点で二日経ちますが、何ら問題なく使用できております。
とにかくビックリしています、セルの回転も明らかにパワフルで
今まで以上に調子良いです。
我家の他の車2台もイエロートップですが、それらと同じように
少し走りこむと、次のセル始動がすこぶるパワフルになって
いるようで、充電のレスポンスが快調に成っている事がわかります。
しかし、購入してからこのような快適さが、このバッテリーには
無かった気がしますし、やっと本来のオプティマに生まれ変わって
くれたような気すら致します。
オーディオの音は、中高域のまろやかさが復活してまいりました、
新品の時とのシステムが違いますので何とも言えませんが、
以前は中域の変化は感じる事が出来なかったので、その時よりも
パワーアップしてるのかもしれませんね。
今後は、パワーアンプの増設も計画しておりますし、この調子でエアコン
多用の季節に突入しても頑張ってくれる事を祈りたいと思います。
最低5年はもたせたいと願いオプティマに切り替えして、今回の
比較的早いトラブルで、かなり落ち込んでしまっていたのですが、
運良くそちらのホームページにたどり着けて良かったです。
まだ、短期間ですので今後の経過につても報告させていただき
たいと思います。
この度は、本当に有難うございました。 |