MOLL(モル) M3 plus K2(M3 plus K2) 830-71
検査No：14 バッテリー検査充電

M3 plus K2
830-71

使用期間と検査月

開始月：2013年07月

検査月：2017年04月

月

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

1 年目(2013 年)

2 年目(2014 年)

3 年目(2015 年)

4 年目(2016 年)

5 年目(2017 年)

6 年目(2018 年)

いつも、お世話になります。
バッテリー上がりを起こしましたが、まだ使えるか検査してください。

ダメな時は新品購入します。
よろしくお願いします。

本日、夕方にバッテリー届きました。

約４年半ほどご利用したバッテリーになりますね。
使用期間から考えれば、そろそろ交換時期なのかとも思いますが、先入観をはずして検査したいと思います。

●検査
◆電圧：１２．１５Ｖ
◆ＣＣＡ：２７０Ａ

現時点での数値からすると、ご指摘のとおりエンジン始動はギリギリな感じですね。
このままでは、使用はできないですが補充電を行えばどれくらい回復するのか確認したいと思います。

補充電開始してから１時間ほどしての確認です。
●補充電
◆補充電電圧：１３．７２Ｖ
◆補充電電流：１．０４Ａ

バッテリー電圧が低い割には電流の流れが少し悪いように思います。
経年劣化のせいか、バッテリーの抵抗値がお起きのが原因な感じですね。
このまま、しばらく補充電を続けます。

補充電開始から３０時間ほど充電しました。

●補充電
◆補充電電圧：１５．１１V
◆補充電電流：０．５６A

充電電圧・電流とも数値的には充電限界ですので、補充伝作業はこれで終了します。
この状態で、少し寝かせてからアナライザーにて診断します。

補充電完了から３時間ほど寝かせてからアナライザーにて診断を行います。
通常であれば、１日（２４時間）ほど寝かせてから計測するのが正確に判断できるのですが、今回は使用期間が長い物ですので経年劣化も進んでいる物と思います。
つまり、ダメな物は長く寝かせてもダメなので早く判断したいとの思いからです。

●アナライザー診断
◆電圧：１３．３０V
◆ＣＣＡ：３２３A

電圧は、充電終了後３時間ほどしか経過していないので当てにはならない電圧です。実際にはもっと電圧は下がってきます。
ＣＣＡも低いです。　新品の数値は５９０Ａですが、３２３Ａですのいで半分程度しかエンジン始動性能はない事になります。
通常エンジン始動に最低限必要な数値は３００Ａ程度ですので、この数値ではお返ししても直ぐにダメになると思います。

●結論
ＣＣＡ値からこのまま使用しても直ぐに使用不可になると判断しますので
新品に交換されることをおすすめします。